2011年3月11日以降に顕わになった日本の根深い問題──原発、ポピュリズム政治と官僚組織の弊害、終わりの見えない不況、東京と東北の関係性などと向きあうとき、私たちは何を手がかりに考えればいいのか。 いろいろな視座がある中、片山杜秀は過去、つまり歴史を重視した。〈現在から想起される過去について書くことで、現在を思う糧(かて)が得られるように〉明治から太平洋戦争前後までの日本の政治史を精察し、…
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政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない
2011年3月11日以降に顕わになった日本の根深い問題──原発、ポピュリズム政治と官僚組織の弊害、終わりの見えない不況、東京と東北の関係性などと向きあうとき、私たちは何を手がかりに考えればいいのか。 いろいろな視座がある中、片山杜秀は過去、つまり歴史を重視した。〈現在から想起される過去について書くことで、現在を思う糧(かて)が得られるように〉明治から太平洋戦争前後までの日本の政治史を精察し、…
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