「ベストセラー解読」に関する記事一覧

政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない
政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない

モリカケから桜を見る会まで、とにかく安倍政権の腐敗ぶりはひどい。外交もトランプに追従するだけで、何ひとつ成果を上げていない。それでも支持率が高いのは、経済だけはうまくいっているように見えるからだ。

週刊朝日
聖なるズー
聖なるズー
昨年の開高健ノンフィクション賞を受賞した濱野ちひろの『聖なるズー』は、動物性愛者(ズー)たちを調査して書かれている。若い頃に性暴力に苦しんだ濱野は、愛とセックスを捉え直すべく、30代の終わりに京都大学の大学院に入学。動物性愛という極限的な事例を通して自分の課題と向きあい、論文とは別にこの作品を著した。
ベストセラー解読
週刊朝日 1/17
21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考
21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考
歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリは、『サピエンス全史』で人類の過去を、『ホモ・デウス』で人類の未来を描いた。それらの著作は世界中で2千万部以上も売れ、多くの読者に衝撃を与えてきた。そして今回、私たち人類が抱えている現下の課題と向きあうため、ハラリは『21 Lessons』を著した。
ベストセラー解読
週刊朝日 12/20
直筆の漱石 発掘された文豪のお宝
直筆の漱石 発掘された文豪のお宝
初版本のコレクターとしても知られる著者が、夏目漱石の直筆を含む貴重な資料等をいかに入手したか、その過程を赤裸々に明かしている。
ベストセラー解読
週刊朝日 12/12
未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること
未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること
人口減少が進む日本では、これからどんなことが起きるのか──河合雅司は『未来の年表』シリーズで具体的な予測を示した。データに基づくその内容はどれも想像以上に厳しく、私たちが「静かなる有事」に直面している現実を突きつけてきた。
ベストセラー解読
週刊朝日 12/6
逃亡派
逃亡派
今年のノーベル文学賞は、セクハラ問題等で中止になった昨年の分も含めて2人が受賞した。2018年度の受賞者が、ポーランドのオルガ・トカルチュク。『逃亡派』は彼女の代表作で、ポーランドで最も権威あるニケ賞、そしてイギリスのブッカー国際賞も受賞している。
ベストセラー解読
週刊朝日 11/28
一億三千万人のための「論語」教室
一億三千万人のための「論語」教室
孔子とその高弟たちのやりとりを、彼の死後に記録した『論語』。学生時代に習ったからか、そこにあるいくつかの短文なら、多くの日本人が知っている。しかし、『論語』をすべて読んだかと問われれば、ほとんどの者が首を横に振るだろう。
ベストセラー解読
週刊朝日 11/22
交通誘導員ヨレヨレ日記
交通誘導員ヨレヨレ日記
政府は65歳までの雇用を義務づけている高年齢者雇用安定法を改正して、70歳まで引き上げようとしている。人生100年時代なんていうけれども、健康寿命の平均は70歳そこそこ。身体が動く限りは働き続けよ、ということなのか。老後が怖い。
ベストセラー解読
週刊朝日 11/15
税のタブー
税のタブー
「納税」というけれども、税金は「納める」より「取られる」感のほうが強い。税金の使い方に納得できない(軍事なんかより防災に使えよ)だけでなく、集め方に不公平感があるからだ。大企業のなかには、ほとんど法人税を払っていない会社もあるというじゃないか。節税と脱税の違いはどこにあるんだろう。
ベストセラー解読
週刊朝日 11/1
記憶の盆をどり
記憶の盆をどり
町田康の、ここ15年来の活躍ぶりには瞠目するしかない。『告白』などの歴史小説で高い評価を得る一方、現代モノでも次々と快作を送り出してきた。それらの多くは長篇なのだが、町田は、「権現の踊り子」で川端康成文学賞を受賞している短篇の名手でもある。その手腕があれこれ発揮された『記憶の盆をどり』は、9編の短篇で編まれている。
ベストセラー解読
週刊朝日 10/25
こども六法
こども六法
いじめや虐待、無理心中など、子供が犠牲になる事件が起きると、胸が塞がる。子供を幸せにできないのは、ぼくたち大人の責任だ。
ベストセラー解読
週刊朝日 10/17
「差別はいけない」とみんないうけれど。
「差別はいけない」とみんないうけれど。
女性差別や民族差別、障害者差別などに反対する運動が起きると、それに対する批判(というより悪口)が囁かれるようになったのはいつのころからだろう。ネットが普及して、匿名で発言できるようになったからだとぼくは思っていたのだけれども、どうやらそれだけではないらしい。
ベストセラー解読
週刊朝日 10/2
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』
直木賞を受賞した大島真寿美の『渦』は、江戸時代中期に活躍した浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いている。
ベストセラー解読読書
週刊朝日 9/27
この話題を考える
大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

大谷翔平2024
アメリカ大統領選挙2024

アメリカ大統領選挙2024

共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

米大統領選2024
本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
真実の終わり
真実の終わり
ジョン・レノンじゃないけれど、ときどき想像してみる。もしもトランプが大統領になっていなかったら、と(だって、得票数ではヒラリー・クリントンのほうが300万票近く多かったのだから)。そして、トランプによって破壊されたものがどんなに大きいかをあらためて確認する。
ベストセラー解読
週刊朝日 9/20
『掃除婦のための手引き書』
『掃除婦のための手引き書』
この人が翻訳したのなら、つまらないはずがない。そう思わせる翻訳家がいる。たとえばアメリカ文学の岸本佐知子。ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』は、岸本が作家に惚れ込み、出版を切望して実現した短編集。読んだ人の評価は高く、口コミで読者が広がっている。
ベストセラー解読
週刊朝日 9/6
『ダーウィンの「種の起源」 はじめての進化論』
『ダーウィンの「種の起源」 はじめての進化論』
今年も夏が近づくと、書店には昆虫や動物などを紹介する本が多く並んだ。夏休みの間に子どもたちが自然とふれあい、自分とは違う生物たちに少しでも興味をもってもらえればとの期待が、陳列の背景にはあるのだろう。
ベストセラー解読
週刊朝日 8/30
日本社会のしくみ
日本社会のしくみ
こんなジョークを聞いた。転職の面接で「前の会社ではどんなお仕事を?」と訊かれた。「課長です」と答えた。
ベストセラー解読
週刊朝日 8/23
図書室
図書室
社会学者・岸政彦の『断片的なものの社会学』は、分析できないものへの愛おしさに満ちた、実に文学的なエッセイ集だった。多くの文芸編集者もそう思ったのだろう。その後ほどなくして、彼は小説を書くようになった。
ベストセラー解読
週刊朝日 8/2
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
総務省が7月に発表した人口動態調査によると、日本の総人口は前年に比べて43万人も減った。外国人は17万人増えて、約267万人となった。日本の多文化社会化はますます進むだろう。
ベストセラー解読
週刊朝日 7/26
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