私も60歳近くなり、(の寿命を考えると)今後、猫を飼うことまずはないでしょう。でも、愉快な猫家族との思い出はこれからも私を支えてくれるはず。父を子どもの頃に亡くした私にとって、猫は母に次いで長く時を過ごした大きな存在ですからね。

近頃、寝ている時間が多くなったチャッペ―

 余談ですが、私は母が亡くなる前年(49歳の時)から行政書士の試験を受け始め、猫たちに邪魔されながら勉強を続けて3度で合格できました。実は、母猫「チョンまね」の名の由来は、額に点がチョンとあったのと、「招き猫になってほしい」と願ったからなんです。本当に多くの笑顔と幸せを招いてくれました。

 最後にチャッペーに。あらためていうけど、長生きしてくれてありがとう。チョンまねもタマもメメも、お前のことが苦手だったから、まだ当分お迎えには来ないんじゃないかな。だから、ギネス世界記録に載るくらい生きようね。

【前編:「正夢になっちまったぞ!」元野良猫一家4匹を丸ごと引きうけて訪れた母子関係の変化

1匹になったチャッペー。ギネスに載るくらい長生きしようね

(水野マルコ)

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「猫をたずねて三千里」は猫好きの読者とともに作り上げる連載です。編集部と一緒にあなたの飼い猫のストーリーを紡ぎませんか? 2匹の猫のお母さんでもある、ペット取材歴25年の水野マルコ記者が飼い主さんから話を聞いて、飼い主さんの目線で、猫との出会いから今までの物語をつづります。虹の橋を渡った子のお話も大歓迎です。ぜひ、あなたと猫の物語を教えてください。記事中、飼い主さんの名前は仮名でもOKです。飼い猫の簡単な紹介、お住まいの地域(都道府県)とともにこちらにご連絡ください。nekosanzenri@asahi.com

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