最後は安田祐香にも注目したい。アマチュア時代は2017年の日本女子アマチュアゴルフ選手権を高校生で制し、2018年大東建託・いい部屋ネットレディスで3位タイに食い込みローアマを獲得。2019年にはオーガスタ・ナショナル女子アマで3位タイに入るなど、早くから脚光を浴びていた。

 2019年のプロテストに合格すると、早くもツアー初勝利が期待されたが、2020-21シーズンはシード入りを逃し、今季もここまでトップ10入りは2回。メルセデス・ランキングも現在50位とアマチュア時代のような活躍をプロの舞台で披露できていない。しかし、その素材とタレント性は非凡なものがあるだけに、安田も次のヒロイン候補と言える。

 国内女子ツアーには今回挙げた選手以外にも、昨年11月のプロテストで1位通過した尾関彩美悠や、同4位でプロ入りし日本女子プロ4位タイだった佐藤心結らトップを狙う10代のプロがゴロゴロいる。さらに、16日からの住友生命Vitalityレディス・東海クラシックには、日本人として37年ぶりに全米女子アマを制した17歳の馬場咲希が出場予定で、日本女子オープン、マスターズGCレディースでのプレーも決まった。

 どうやら、国内女子ゴルフの“ヒロイン量産”はしばらく続きそうだ。

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