当時の学生運動活動家はこう振り返る。

「10月8日に羽田闘争で京都大1年の山崎博昭さんが亡くなった。ベトナム戦争反対を訴える仲間だったので大変なショックを受けており、国葬まで頭がまわらなかった。国葬粉砕運動をしかたどうか、記憶にないですね」(当時・早稲田大2年)

 国葬について考えると、政治、法律、歴史、文化などでさまざまなテーマが見えてくる。安倍元首相の政策を検証することにもつながる。

 多くの学生が国葬について考え、語り合ってほしい。

 キャンパスはそういう場でもあるのだから。

教育ジャーナリスト・小林哲夫

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