ほんの数カ月で、無名の外国人レスラーを日本で一番有名な悪役外国人レスラーにする。自らの体をはって。アントニオ猪木こそ“狂虎”。
死に物狂いで絶対なんとかしてやると思い続けていたからこそ、こんなことを思いつき、実行出来たんでしょうね。
試合だけでなく、リングの外でも僕らを常にワクワクさせてくれた猪木さん。
ご冥福をお祈りします。
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が発売中。

