寒波の影響で、きのう(27日)は北海道の全ての観測地点で一日中氷点下の真冬日となりました。今朝(28日)も全国的に冷え込み、12月としては記録的になった所もあります。

この冬初めて 全道で真冬日(27日)

きのう(27日)の北海道の最高気温は、全般に氷点下4度前後で、平年より4度ほど低い所が多くなりました。最も気温が高くなった檜山地方の奥尻でも氷点下1・4度にとどまり、道内では今シーズン初めて全道で真冬日を観測しました。
全道で真冬日になるのは、例年では12月22日(直近30年の平均)。最も早かったのが、1981年11月29日。最も遅かったのが、2004年3月1日です。
※真冬日とは、最高気温が0℃未満の日のことです。

全国の約7割で氷点下(28日朝)

きょう(28日)も寒気が居座り、今朝は全国の約7割で、氷点下の冷え込みとなりました。特に、関東や九州では所々でこの冬一番気温が下がりました。最低気温(午前9時まで)は水戸氷点下4.9度、宇都宮氷点下4.1度、前橋氷点下2.7度、八王子氷点下4.6度、横浜0.2度、山口氷点下2.7度、福岡0.8度、佐賀氷点下1.8度、本氷点下2.5度など。
神奈川県小田原市では氷点下3.7度で、12月としては1978年の統計開始以来最も低い記録に並びました。
日中も広い範囲で真冬の寒さとなりそうです。暖かくしてお過ごし下さい。