気象庁の区分では3月~5月は「春」。東京の気温は、週末にかけて平年より高めで、春めきそう。でも、雨の後は北風で体感的には気温の数字より寒い日も。日曜日は桜が咲く頃の暖かさで、スギ花粉も増える恐れ。

天気も体感も 日替わり

気象庁では、「春」「夏」「秋」「冬」の四季の区分を決めていて、3月~5月を「春」としています。つまり、「3月のスタート」は、いよいよ「春のスタート」とも言えるのですが、3月の初めは、穏やかな晴れの天気ばかりではありません。関東では、天気がゆっくり下り坂へ向かうでしょう。
【1日 水曜日】
朝は日の差す所が多く、3月最初の通勤や通学は、青空のもと、気持ち良く出かけられそうです。でも、午後は次第に雲に覆われ、夜は北部を中心に、雨の降りだす所があるでしょう。お帰りの遅い方は、念のために雨具をお持ち下さい。朝は、強い冷え込みはなく、日中は南風が吹くので、日差しが減っても、それほど寒くはなさそうです。
【2日 木曜日】
雲に覆われ、日中は雨の降る所が多いでしょう。一時的に空気が潤いそうです。今のところ、大雨になる所はない見込みですが、最新の情報をご確認下さい。気温は引き続き、平年より高めなので、雪が降るのは、関東北部の山沿いに限られるでしょう。
【3日 金曜日】
関東の平野部は、日差しが戻りますが、北風が強めに吹くでしょう。東京の最高気温は13度の予想ですが、体感的には、昼間もひと桁で、風の冷たい「ひな祭り」になりそうです。季節は一時的に冬に逆戻りして、関東北部の標高の高い所では、雪が降りますので、3月に入ったとはいえ、車の運転は、路面の凍結にご注意下さい。
【4日 土曜日〜】
土曜日は、強い風がおさまって、安定して晴れるでしょう。日曜日は、晴天と南よりの風で、一段と春めいてきそうです。東京の最高気温は、日曜日は15度と3月下旬並みまで上がる予想です。3月下旬といえば、平年ですと、東京では桜が咲く頃ですよね。この陽気で、スギ花粉の開花が進むため、日曜日は、東京でも、これまでよりしっかりした花粉対策が必要です。お部屋の中に花粉を持ち込まないよう、十分、お気を付け下さい。