インド映画は途中でインターバルが入り、休憩になるんだと思うのですが、この映画も途中で「インターバル」とは出てくるけど、当然日本の映画館では休憩はない。
インターバルあけ、もう一つの話を描いていくのですが、ここも、また物語の立ち上がりか~というたるさはなく、「おい、そりゃねーぜ!! ひどすぎる!!」と感情移入しまくりで展開していく。もうね、悪者が徹底的に悪いんです。そこが超おもしろいんです。
3時間あっという間。僕の今年のナンバー1は「トップガン マーヴェベリック」です。あの映画を見たとき、「こんな興奮、もうしばらく味わえないだろうな」と思っていたら、年内にそれが出てきました。
2022年のヒット商品の中に、「トップガン マーヴェリック」と「ONE PIECE FILM RED」の二本が入っている。
家で映画を見る環境が整いまくっている時代に、絶対に映画館で見た方が面白い経験を、この二本でしたという人が沢山いるはず。
今年の最後に、この「RRR」を劇場で体験すれば、絶対その日は幸せです。
いや~、やっぱり見なきゃだめだな。体験しなきゃだめだな。最高の体験興奮映画「RRR」は絶対に劇場で!!
■鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)、長編小説『僕の種がない』(幻冬舎)が好評発売中。漫画原作も多数で、ラブホラー漫画「お化けと風鈴」は、毎週金曜更新で自身のインスタグラムで公開、またLINE漫画でも連載中。「インフル怨サー。 ~顔を焼かれた私が復讐を誓った日~」は各種主要電子書店で販売中。コミック「ティラノ部長」(マガジンマウス)が発売中。