週ごとで気温の変動が大きくなる
15日、札幌管区気象台は北海道地方の1ヶ月予報を発表しました。向こう1ヶ月の平均気温は平年並みか高い予想ですが、週ごとで気温の変動が大きくなります。23日まではぐずついた天気の日が多く、気温は平年並みか低くなる予想。特に、18日や19日は日中でも20度に届かず、肌寒い所が多くなりそうです。9月最後の週は晴れて、気温は高めの日が多い見込み。10月に入っても晴れる日は多いですが、次第に秋本番のヒンヤリとした空気に変わってきそうです。
北海道の山に雪が降るのはいつ?
例年では、これから1ヶ月ほどの間に初冠雪の便りが次々と届きます。低気圧や気圧の谷が通過した後は、一時的に強い寒気が入ることがあるため、高い山では雨が雪に変わります。雪で白くなった山頂が気象台から見えると初冠雪として観測されます。高い山ではきれいな紅葉と雪をかぶった山のコントラストが楽しめそうです。
秋の七草 ススキの話
今日15日は十五夜。月見団子を供え、ススキを飾っている方もいらっしゃると思います。ススキは秋の七草の一つ。その他は、ハギ、クズ、ナデシコ、オミエナシ、フジバカマ、キキョウです。この七種類の花は、万葉集の中で山上憶良(やまのうえのおくら)が「秋の七草」と詠んだものなのだそうです。ちなみに、ススキの穂の形は、ウマなどの尻尾の形に似ていることから尾花(おばな)とも呼ばれます。