秋篠宮家の次女、佳子さまは12月29日に28歳に。今年5月、宮中行事や参拝などを除き、会場に出向く公務としては2年3カ月ぶりにお姿を見せた。それ以降、これまでのリモート公務から、今年後半はさらに積極的にお出ましになっていた。写真とともに1年を振り返る。
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佳子さまが、2年3カ月ぶりに会場に出向く公務をされたのが、5月7日の「森と花の祭典-『みどりの感謝祭』」(東京都千代田区)だった。久しぶりのお出ましは、まさに「華」があった。
【久々の佳子さまの装いと身だしなみは「満点以上」】
佳子さまは、グリーンがベースでピンクと白い花柄の刺繍があしらわれたセットアップに、同系色のノーカラージャケットの装い。髪形は耳を出したハーフアップにされ、この装いと身だしなみを「満点以上の高得点」とマナー解説者の西出ひろ子さんは絶賛していた。
この公務を境に、今年の後半は佳子さまのお出ましのお姿が多く見られた。元宮内庁職員で、『いま知っておきたい天皇と皇室』(河出書房新社)の著書がある皇室解説者の山下晋司さんはこう説明する。
「平成から令和への御代替わりに伴い、平成時代の天皇、皇太子、秋篠宮の公務をそれぞれどのように整理するかを宮内庁が検討し、その結果を2019年1月に発表しました。天皇陛下が皇太子時代に担っておられた公務は、基本的に皇嗣となる秋篠宮殿下が担うことになるわけですが、一方で秋篠宮殿下が宮家皇族として担っておられた公務は引き継ぐ方がおらず、どうするかとなりましたが、秋篠宮殿下は今のまま継続してやってみるというお考えでした。2019年1月の時点で、佳子内親王殿下は国際基督教大学(ICU)在学中だったため、眞子さんが担う公務はリストに入っていましたが、佳子内親王殿下のお名前は入っていませんでした。佳子内親王殿下の公務が急に増えた印象はあると思いますが、これは結婚されて昨年皇室を離れた眞子さんから多くの公務を引き継がれたためです」(山下さん)
今年話題になったのが安倍元首相の国葬での佳子さまの喪服姿だった。