Stray Kids(撮影:田中聖太郎)
Stray Kids(撮影:田中聖太郎)

――楽曲ごとに新たな驚きを届けたいという。その原動力は何だろうか。

スンミン:ライブをする度にファンの皆さんから大きな愛をいただけること。その愛によって常に心をオープンにすることができ、自分たちのカラーは保ちつつも、例えば「今後はラブソングをやってみよう」といった新たな挑戦をし続けることができるのだと思います。

ヒョンジン:切磋琢磨を意味する“善意の競争”という言葉が、韓国語にはあります。お互いが競い合うのではなく、力を合わせて高みを目指す。僕たちは普段から、「こんなところが成長したね」という話を絶えずしています。僕たちが成長できているのだとしたら、そんな日常の積み重ねが大きいのかもしれない。

チャンビン:以前は「曲を作らなければいけない」というプレッシャーを感じていたんですが、今は息抜きをするかのように曲作りをできています。だから、今後はよりクリエイティブなことができるような気がしています。

スンミン:僕は学校には通っていましたが、本格的な社会生活を経験したのはStray Kidsに入ってから。それによって自分の短所を早く知ることができて、良い方向に向かうことができました。Stray Kidsはいつもよい影響を与えてくれる。Stray Kidsに所属しているからこそ、楽しく生きていけるんだと思っています。

フィリックス:今スンミンが話している姿を見て、練習生だった頃の彼の姿が頭に浮かびました(笑)。当時と比べるとより成長したと思います。

――メンバーは「家族のようだ」という。オフだった2023年の元日は8人一緒に過ごした。

バンチャン:新年を記念してみんなでご飯を食べたんです。あの日のことは強くよく頭に残っていて、さっきも思い出していました。そうしたらおなかが空いてきたんですが(笑)。

■元日にチキンパーティー

ヒョンジン:8人全員がオフの日に集まることはそう簡単ではないんですが、1月1日はたまたま合ったのでチキンパーティーをしました。でもその前日も仕事で会っているし、翌日にも会うわけです。なのに不思議と会っていることに大きな意味を感じました。「オフの日ぐらいは会うのをやめておこう」とか「一人でいたい」と思うメンバーがいてもおかしくないと思うし、もしかしたら心ではそう思っているメンバーはいるかもしれない。でも体が、自然とメンバーと会う方向に向いているんです。

アイエン:そう考えると、ちょっと不思議ですね(笑)。

バンチャン:不思議なことに、言葉にしなくてもみんな同じことを思っているんです。表現方法は異なるかもしれませんが、お互いを家族のように思っているし、愛しています。

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