関東甲信地方の梅雨入りは平年では6月8日ごろ。6月に入り、そろそろ長雨の季節が近づいてきました。気になる梅雨の天気傾向ですが、昨日、発表の1か月予報で、少し見通しが変わってきました。

この記事の写真をすべて見る

今後2週間は梅雨らしくなく

関東甲信地方では6月上旬には、次第に曇りや雨の日が多くなり、梅雨らしい梅雨になると予想されていました。
ただ、最新の1か月予報によりますと、関東甲信地方は1週目(~6月10日)と2週目(11日~17日)は低気圧や前線の影響を受けにくく、平年に比べて雨の日が少なくなる見込みです。
例え、梅雨入りとなったとしても、はじめは雨は続かず、梅雨らしくない日も多くなりそうです。
晴れた日には急に暑くなる可能性もあり、熱中症に注意が必要になりそうです。
また、今日、気象庁からは「少雨に関する気象情報」もだされました。
関東甲信地方は5月上旬から降水量の少ない状態が続いており、今後2週間もまとまった雨の降る可能性が少ない状態が続く予想です。
雨の日が少ないと、傘を持ち歩くわずらわしさもなく、お洗濯のチャンスも多いですが、良いことばかりではありません。
今年は利根川上流域で記録的に雪が少なかったこともあり、現在、利根川ダムの貯水量は平年より少なくなっています。
今後もしばらくは、水がめを潤すような、まとまった雨は予想されていません。
(詳しくは下のリンク「関東甲信 少雨に関する気象情報」も参考になさって下さい。)
では、梅雨らしい天気が続くようになるのは、いつ頃からでしょうか。
3週目から4週目(6月18日~7月1日)になると梅雨前線が本州付近に停滞しやすくなる見込みです。
このころからは平年同様に梅雨空の日が多くなる予想です。

暮らしとモノ班 for promotion
防犯・災害対策の準備はいかが?最大50%オフのAmazonの安全・セキュリティグッズ売れ筋ランキング