8月15日にSEKAI NO OWARIが、遂にスクリーンデビューすることが分かった。
公開される映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』は、バンドの代名詞であるファンタジックな内容やプライベートシーン、4月12日よりスタートする全国アリーナツアー【炎と森のカーニバル】のリハーサルを含めたドキュメンタリー。さらにはアニメーションを加えた作品になる予定で、現在も撮影は続行中とのこと。
メガホンを取るのは、ミシェル・ゴンドリーら名だたる映像作家と同じプロダクション所属のフランス人監督 ラファエル・フリードマン。シガー・ロスのPVを手掛けるなど世界を股にかける注目のクリエイターで、昨年フランス公演を行い、本格的な世界進出を始めたSEKAI NO OWARIの「海外からの視点で自分たちを捉えて欲しい」という希望と、日本のカルチャーを牽引する彼らに興味を持った監督とが意気投合したことから実現に至った。
映画についてフリードマン監督は、「『TOKYO FANTASY』は今までのドキュメンタリーとは違い、SEKAI NO OWARIというバンドと彼らの音楽を様々なスタイルの映像を織り交ぜながら表現し、まるで夢を見ているようなファンタジーと現実が行き交う世界を描いた作品です。ヨーロッパ人である私から見た、“SEKAI NO OWARIの物語”を映画に出来たらよいと思っています」とコメントしている。
◎SEKAI NO OWARI メンバーコメント
・Nakajin
ラファエルはとてもフレンドリーで接しやすく、かつ僕らへの敬意も感じられて、とても楽しく撮影を進めています。フランス人と一緒に作る作品、楽しみにしていて下さい。
・Saori
英語にはお疲れさまや宜しくお願いしますという言葉がないらしい。いつも「nice」や「glad」や「pleasure」という言葉を使って、ラファエルとの撮影が始まるのは、とっても素敵なことでした。
・Fukase
ラファエル監督は日本語が喋れないので、英語で演技指導という非常にハードルの高い事に挑戦しています。
・DJ LOVE
予定されているシーンだけでなく監督が思い付いたアイディアをその場で試していくのがとても面白いです。あと監督が少しずつ日本語の挨拶を覚えているのがとてもキュートですね。
◎ラファエル・フリードマン監督 コメント
話を頂いたとき、とても嬉しく思いました。音楽と映像は世界中の人々の共通言語です。今までもたくさんの国のミュージシャンと仕事をしてきましたが、日本人アーティストははじめてです。SEKAI NO OWARIの音楽を聞いた時に、新しい映像作品が出来る予感がして、興奮しました。この興奮は間違いなく、映画を通して観客の人々にも伝わると思っています。
◎東宝・東幸司プロデューサー コメント
SEKAI NO OWARIで映画を作るにあたり、誰もやったことのないことに挑まないと、映画をやる意味がないと思いました。そこで映画でしか起こりえない化学反応を期待して、敢えて彼らの活躍を知らない外国人監督にオファーし、かつドキュメンタリーだけでなく、ファンタジーとリアルを交互に見せる様々な映像で構成していくという難しいチャレンジに挑むことにしました。
撮影は進んでいますが、今までに誰も見たことのないエンターテイメント作品が生まれると確信しています。期待してください!
◎映画『TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI』
8月15日(金)より全国公開
配給:東宝映像事業部
出演:SEKAI NO OWARI
監督:ラファエル・フリードマン
(C)2014 TOKYO FANTASY FILM PARTNERS
オフィシャルサイト http://sekainoowari.jp/tokyofantasy2014/