昔はたくさんの日本人がハワイだ、ハワイだって、大勢で押し寄せていたのに、いざ観光客が減ったときに、現地の人たちは「なんで助けてくれないんだよ」という思いはあるようです。それもわかるけど、それは、日本だけが悪いのか?という思いもある。
トランプ前大統領政権からバイデン大統領に変わっているんだから、移民を排除してアメリカファーストのような政策をとらなければいいのではと思うけど、地元のある人の意見では、アメリカファーストを崩すと「バイデンは弱気だ」みたいに取られるからやらないのではと話していました。
日本人観光客が減って、どこの国から来ているかというと、アメリカ本土からはもちろん、韓国やタイなどの観光客が多くなってきている。アラモアナショッピングセンターの近くに3棟のマンションが建設中だったんですが、地元の友達いわく、その3棟のマンションのデベロッパーは全て韓国人だそうです。ということは、そのマンションは韓国人の方たちが買う機会も多いでしょう。昔は、そうしたマンションのデベロッパーも購入するのも日本人でしたよね。そういう構図は大きく変わってきたなと思いました。
地元の人たちから話を聞くと、アメリカ本土から来た観光客はあまりお金を使ってくれないそうです。私たちが、例えば、沖縄に旅行したときに余計なものをそんなに買わないじゃないですか。お土産は買うけど。以前のように日本人観光客の数が戻らなかったとしても、現地で商売やっている人たちは、日本人観光客がある程度戻ってこないと本当に困ると思う。
1月4日くらいまでは日本人観光客はいましたが、僕の肌感覚では、日本人観光客は、30~40%戻ってきた感じ。コロナ前は毎日4,000~5,000人の日本人観光客がハワイに入国していたといわれています。
ハワイを訪れる日本人観光客のネックとなるのは、もちろん高い飛行機代とコロナではある。飛行機代はどこに行くのでも本当に高い。昔は、格安旅行ツアーで「ハワイ3万9,000円」とかいうのもあった。今回のハワイ滞在中に家族連れで来ている方たちも見かけましたが、飛行機代はいくらかかったんだろうと思ってしまいますよね。