4日は「立春」。暦の上では春を迎え、これからは徐々に日差しの強さが増してきます。4日は、北海道や東北の太平洋側、関東から九州は広く晴れて、日差しの温もりが感じられそうです。北陸から北の日本海側は雪や雨が降りますが、気温は3日より高くなり、3月上旬並みの所もあるでしょう。
この記事の写真をすべて見る二十四節気「立春」 春の気配が感じられるように
4日は「立春」で、暦の上では春になります。
2月は、まだまだ寒い日も多く、すぐには暖かくなりませんが、徐々に日脚が長くなり、日差しも強まって、
空が一段と明るく感じられるようになるため、「光の春」などと呼ばれます。
北陸から北では、まだ雪が降り、雪祭りでにぎわう所もありますが、
特に関東から西では春の気配が感じられるようになってきました。
実際に、2日には名瀬で桜が満開になり、3日は岐阜でタンポポが咲き、
佐賀ではヒバリの初鳴きが観測されました。
最近は、都心の公園で、四つ葉のクローバーを探す子供たちも見られるようになっています。
北海道や東北の太平洋側、関東以西は広く晴天 日差しには温もりが感じられそう
4日は、北陸から北は気圧の谷や寒気の影響を受けますが、
関東から西は広く高気圧に覆われるでしょう。
北海道や東北の日本海側、北陸は、
午前中は雪や雨のやんでいる所が多いですが、午後は広い範囲で降り出す見込みです。
一方、北海道や東北の太平洋側、関東から九州にかけては広く晴れて、
空気の乾いた状態が続きそうです。
最高気温は、雪や雨の降る北陸から北でも、
3日より3度~4度くらい高くなり、真冬日から解放される所が多いでしょう。
3月上旬並みの所もあり、特別に厳しい寒さはなさそうです。
また、関東から西は、平年並みか平年より少し高くなるでしょう。
空気はまだ冷たいですが、広く10度以上になり、日差しには温もりが感じられそうです。
お近くの小さな春を探してみるのもいいですね♪