富山地方気象台では14日明け方、この冬初めての積雪を観測。統計開始以来最も遅い記録です。また、金沢地方気象台でも8年ぶりの遅さで、この冬初めての積雪1cmを観測。北陸の平地でもようやく雪が積もり始めました。

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統計開始以来最も遅い積雪【富山】

富山地方気象台では、14日午前5時20分頃にこの冬初めての積雪を観測しました。これは、平年(12月10日)より35日遅く、昨年(12月5日)より40日遅い観測です。また、1939年の統計開始以来、積雪の初日として最も遅い記録になりました。
(これまでで最も遅かったのは、1983年1月1日)
富山地方気象台によると、富山では雨になったり雪になったりしながら、1cm未満のうっすらとした積雪が12時30分まで続いていたそうです。
また、金沢地方気象台では午前10時から午前11時に、この冬初めてとなる積雪1センチを観測しています。積雪1センチ以上が1月にずれ込むのは、2007年~2008年の冬以来、8年ぶりの遅さです。
富山市内では午後1時現在、雪は解けてきているようですが、夜は濡れた路面が凍る所もでてきそうです。車の運転は路面状況の変化にお気をつけください。来週は次第に冬型の気圧配置が強まって、北陸を含めた日本海側の各地では雪の降る日が多くなるでしょう。大雪になる可能性もありますので、最新の気象情報にご注意ください。