週末は今シーズン1番の強い寒気がやってきます。朝晩の冷え込みが強まり、これまでとの気温の差が大きくなるでしょう。お出かけの際は寒さ対策をしっかりと。

前の日との気温の差が大きい
前の日との気温の差が大きい

冬らしい冷え込みに

今週は日に日に朝晩の冷え込みが緩み、25日(金)の朝の最低気温は全国的に11月並みと、クリスマスとは思えないほど暖かい所が多くなりました。
週末は日本付近に今シーズン最も強い寒気が流れ込みます。
朝晩は冬らしい冷え込みとなるでしょう。
上の図は、全国主要都市の26日(土)の予想気温で、赤字は最高気温、青字は最低気温です。
最低気温が25日(金)よりも5度以上低くなる地点にマーク「+」をつけました。
26日(土)の最低気温は、全国的に25日(金)より5度以上低くなる所が多いでしょう。
都心は25日(金)の朝は10度くらいまでしか下がらず、マフラーなしでも通勤や通学ができるくらい、ダウンコートでは汗ばむくらいでした。
26日(土)の最低気温は5度の予想で、25日(金)より5度くらい低いでしょう。
これで12月上旬並みと、年末としては高めですが、気温差5度で、服1枚分と言われます。
25日(金)の服装でちょうどよかった方は、もう一枚増やすか、厚めの素材の服を選びましょう。

日曜から月曜はさらに冷える

さらに27日(日)は気温が下がります。
仙台、新潟、金沢の最低気温はいずれも0度の予想。
冬型の気圧配置が強まるため、肌を突き刺すような冷たい季節風が吹くでしょう。
気温の数字よりも、さらに寒く感じられそうです。
日差しの届く所も、ダウンコートなど風を通しにくい素材の上着があるとよいでしょう。
今回の寒気の底は27日(日)ですが、夜には早くも冬型の気圧配置が西から緩んで風が弱まるため、28日(月)の朝は冷え込みが最も強まる可能性があります。
最低気温は都心0度、名古屋は氷点下1度、大阪1度と、関東から近畿の都市部でも今シーズン最も寒い朝となるでしょう。
最低気温が0度前後とは、氷が張るほどの冷え込みです。
これまでは毛布や厚掛けの布団では汗をかいてしまうくらいでしたが、週末からは暖かくしてお休みください。

寒さ対策は万全に
寒さ対策は万全に