通夜、葬儀・告別式にどうしても参列できない場合は、先に弔電でお悔やみの気持ちを伝えるのもひとつの方法だ。その場合、親密さの程度によって弔意を伝える方法を考える。 近親者なら、弔電を打ち、通夜や葬儀に参列する親族がいれば香典を託す。遺族の意向を確認してから、供物や供花も手配する。知人、友人の場合は、身近な友人、知人で参列する人に香典を託す。後日、手紙を添え、現金書留で香典を郵送する方法もある。
弔電は、電話やインターネットで申し込める。いくつか文例が用意されているので、それを参考にするといい。葬儀の前日までに届くように手配するのがマナーだ。宛先は喪主。喪主がわからないときは、「故〇〇様ご遺族様」として、自宅もしくは斎場に送る。
(監修 現代礼法研究所主宰 岩下宣子/構成 生活・文化編集部 端 香里)