あすの関東は冷たい雨。朝と夕方以降は平野部でも雪のまじる所あり。気温は日中もほとんど上がらず震える寒さで、マフラーや手袋が必須。箱根など山沿いでは道路に積もる所があるでしょう。

17日午前6時から9時の関東の天気分布(16日11時発表)
17日午前6時から9時の関東の天気分布(16日11時発表)
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早い所では朝から弱い雨や雪

きょうの関東地方は強い風が収まり、日差しが暖かく感じられました。あすは一転、冷たい雨や雪が降るでしょう。南岸低気圧の影響で、神奈川など早い所では朝から弱い雨が降る見込みです。神奈川西部や山沿いでは雪になりそうです。ただ、朝のうちは降水量が少なく、雪が積もる可能性は低いでしょう。昼前からは関東南部の平野部で広く雨が降り出します。雨や雪のピークは昼過ぎから夕方にかけて。千葉など沿岸部では本降りの雨となる所もあるでしょう。一方、南部の山沿いや埼玉県など内陸は雪がまじったり、湿った雪のまま続く所も。箱根・奥多摩・秩父では道路に積もる所があるでしょう。平野部も道路がうっすら白くなったり、シャーベット状態になる所がありそうです。北部では雪雲や雨雲がかかるかどうか微妙なところで、降水量は少ないでしょう。
下の表は東京都心のポイント予報です。

都心のポイント予報(16日13時発表)
都心のポイント予報(16日13時発表)

昼間も震える寒さ 手袋やマフラーを

あすの日中、気温は上がっても5度くらいの予想です。きょう、都心の最高気温は13度2分でしたので、気温の差が大きくなりそうです。また、北よりの風がやや強まって、実際の気温よりも寒く感じられるでしょう。お出かけの際は雨具とともに、手袋やマフラーなど防寒グッズもお忘れなく。 あすの夜は雨や雪が弱まりますが、低気圧の動きが遅く、すっきり天気回復とはいきません。あさっては気圧の谷が通過し、上空には強い寒気が流れ込みます。このため、関東は北部も含めてあちらこちらで雨や雪が降る予想です。あすだけでなく、あさってにかけても、雪になる可能性を視野に入れた方がよさそうです。
雪になるか、雨になるか、そして降る時間や降る強さなどは、tenki.jpで最新の予報をこまめにチェックしてください。

関東・甲信地方の18日(水)の天気予報(16日11時発表)
関東・甲信地方の18日(水)の天気予報(16日11時発表)