寝かしつけがうまくいかず悩む親は多い(写真/gettyimages)
寝かしつけがうまくいかず悩む親は多い(写真/gettyimages)
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 1~3歳のトドラー期、子どもに意思も出てきて子育てが難しいと感じる親は多いでしょう。『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える トドラー期のやる気グングン! 1・2・3歳の子育て講座』は、そんな親たちにアドバイス。3歳と8歳の娘を育てる「AERA with Baby」担当副編集長がじっくり学びました。

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『ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える トドラー期のやる気グングン! 1・2・3歳の子育て講座』は、1~3歳のトドラー期も生活スケジュールを安定させようというもの。この本には、睡眠だけでなく生活全般のアドバイスが書かれています。

 こちらの本は3歳のうちの娘にピッタリではないですか! 最も月齢が近い「30~36カ月のためのスケジュール」をさっそく読み込みました。

 基本的には自宅で子どもを見ているケースが書かれているため、うちのように朝8時から夜の7時過ぎまで保育園に預けっぱなしというケースでは、スケジュールをそのまま当てはめることは到底できないのですが、これまた、参考になるポイントがいくつもありました。

 まず朝7時。「朝食用の牛乳を準備し、食事と交互に飲ませるようにしましょう。コップは一口飲み終わるたびにテーブルの上に戻し、カトラリーは食べ物を噛んでいる間はお皿の端に置かせてください」「朝食の片づけを手伝ってもらいましょう。自分で口を拭いて手を洗うようになっていなければいけません」。これをまじめにやっていたら朝食に何時間かかるんだーーーというツッコミはさておき、これ、うちでは全然できていないポイントです。

 毎朝、眠気のある娘を叩き起こし、パンと牛乳と、せいぜい野菜スープ、そんなメニューを何とか食べさせるのに必死の私。コップ、スプーン、フォークの扱いなんて気にしたこともありません。片づけなんて、手伝いをお願いするより自分でやったほうがよっぽどラクで早い。口だって拭いてあげたほうがどれだけ早いか。余裕がないと効率重視になりがちですが、ゆったりした気持ちで向き合わなければいけませんね。まずは、「口を拭くのは自分で」からやらせることにします。

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きょうだいが増えたときの育児は?