人気ラジオ番組『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ)が3月いっぱいで終了する。月曜パートナーとしてこの番組に出演するお笑い芸人のカンニング竹山さんもロスになりながらも、この番組で学んだこと、ラジオ番組の偉大さを語りつくす。
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2012年4月から放送開始した『赤江珠緒 たまむすび』(TBSラジオ/月~木曜13時~)が終了するんですよ。赤江珠緒さんご本人からも番組内で「5歳の娘ともうちょっと一緒に過ごしたいなと思って」と丁寧に説明されていましたが、家族との時間を作りたいという理由です。
よくよく考えると、昼間のラジオ番組でメインパーソナリティーをやるって大変なこと。月~木曜日ですけど、毎日同じ時間にラジオ局に入って、同じ仕事をするって、会社員が会社に出社して仕事をするのと、またちょっと違った大変さがあると改めて思いましたよね。
赤江さんは出産して、子育てされながら番組が10年以上続いたわけで、番組が終了してしまうのは残念だけれども、どんな番組でも終わりは来るから仕方ないという気持ちもある。
『たまむすび』には月曜パートナーとして途中から加わったんですが、途中といっても2013年からで、もう丸9年間も関わってきました。『たまむすび』のお仕事を引き受けたときには、昼間のラジオをやったことがなかったので、結構、葛藤があった。
それまで、深夜のラジオ番組やいかにもお笑い的な番組、『ニュース探究ラジオ Dig』(TBSラジオ)というニュース深掘りする番組などには出演していました。昼間のラジオ番組はスポンサーもたくさんついていて、いろいろな人が聴いているわけで、最初はどう取り組めばいいのかなというのがあった。
「昼間のラジオって、そんなにみんな聴くの!?」という先入観もありました。ラジオ番組で昼間の時間帯を担当するって、地上波のテレビ番組で言えばゴールデンタイムに出るみたいなもの。パートナーとして仲間入りしてみて、昼間のラジオって、根深いなというか、ものすごいしっかりみなさん聴いている。昼の時間帯のラジオ番組が特にそうなのかもしれないけれども、聴いている人の生活時間帯にしっかり入り込んでいる。