将来やりたいことがある人や夢がある人のほうが、それらがない人より素晴らしい。そう思っている人は多いのではないか。世の中に流布されている考え方だが、「探究型学習」の第一人者である矢萩邦彦さんは、著書『自分で考える力を鍛える正解のない教室』(朝日新聞出版)の中で、「自分の未来が想像できなくても焦らなくていい」と語っている。なぜ、そんなことが言えるのだろうか。

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