【11:00 レッサーパンダ舎】
キュートな表情としぐさで人気のレッサーパンダ、5頭を展示するレッサーパンダ舎。来園者の頭の上にかかるつり橋を渡って向かい側の木に移動するところが見られたら、ラッキー!飼育員によれば5頭はそれぞれ性格が違うというので、どの子がどんな性格なのか、考えながら眺めてみて。
【11:10 マヌルネコ舎】
マヌルネコは、大型のネコ科動物で、横に着いた耳と寒冷地仕様の毛並みが特徴。世界最古のネコ科動物と言われている。もこもこの姿を堪能しても時間に余裕があったら、すぐそばにあるホッキョクギツネ舎やシマフクロウ舎にも足を延ばして。
【11:15 オオカミの森】
かつてオオカミが暮らしていた北海道の自然を再現したのがこの飼育舎。森や岩山、小川などがあり、全体を見渡したり、オオカミと同じ視線になったり、さまざまな角度から観察できる。
【11:30 えぞひぐま館】
2022年4月にオープンしたばかりのえぞひぐま館。屋内と屋外に放育場があり、エゾヒグマの気配やにおいまで感じられるようになっている。北海道の自然を投影し、ヒグマの生活環境をサケをとる渓流まで再現している。
【11:45 おらんうーたん館】
ボルネオオランウータンのファミリーを展示する施設。ここも屋内と屋外に放育場があって、夏期のみ、屋外の空中遊技場がオープンしている。目玉は、スリリングな空中散歩。高さ17メートルのところに張られたロープを、両手両足を使ってわたる姿は、見ている人をハラハラさせる。
【12:00 ちんぱんじー館】
屋外飼育場は、高さ16メートルの鉄柱にさまざまな遊具やロープなどがあり、チンパンジーたちが遊ぶ姿を観察できる。来園客は、「スカイブリッジ」と呼ばれるアクリルのトンネルから見学するのだが、逆にチンパンジーたちが人間観察をしているように見える場面も少なくない。予測できない動きを眺めているだけで楽しめる。
【12:30 正門】
ちんぱんじー館を出たら、徒歩10分ほどで正門にたどり着き、3時間の王道コースはフィニッシュ!バス利用の場合は、入園前に帰りの時間を確認しておくとムダがない。
(構成 生活・文化編集部 清永 愛)