「ミスター」でキュートな“ヒップダンス”を披露し、日本中を熱狂の渦に巻き込んだKARAが、7年ぶりに帰ってきた。活動休止期間中、5人はそれぞれが異なるフィールドで活躍。その経験をすべて新曲に込めたという。結成15周年を迎えた5人にcome backする心境を聞いた。
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──KARAが復活しました。メンバーがそろっての来日も久しぶりです。
ニコル:私たち、KARAの再スタートです。先日、日本の音楽番組でも、久しぶりに歌いました。スタジオに集まっていたファンの皆さんがとても温かく迎えてくれて、とても感激しました。
ギュリ:タイムスリップした感覚でした。
ニコル:そうそう! テレビ番組のスタジオでは、6年前に仲よしだったアーティストさんもいて、楽しかったー。
ジヨン:Perfumeと再会して、おたがい「変わってないね!」って言って、最新アルバムを交換して、写真を撮影し合いました。嬉しかった。
ニコル:まったく時間が経っていないような、過去に戻ったような感覚になりました。
ジヨン:大ファンの中島美嘉さんにスタジオで会えたのも感激しました。アルバムを手渡して、一緒に写真を撮ってもらいました。
ヨンジ:私は5人の中では最後にKARAに加入していますが、結成時から頑張ってくれているお姉さんたちが蓄積してきた技術や感覚を学んでいます。今回の復活でも、しっかりキャッチしたい。お姉さんたちは、わずかな表情の変化、指先まで、気持ちが届いているんです。
──新曲「WHEN I MOVE」は一度耳にしただけで覚えてしまうメロディーやリズムですね。
ギュリ:曲のタイトルを知り、初めてサウンドを聴いたときに、私たちのカムバックにぴったりの曲だと思いました。ノリのいいリズム。パワフルなヴォーカル。それらすべてがすごくマッチしています。なによりもとてもKARAらしいサウンドで、気持ちよくレコーディングできました。