「イースターやハロウィーンなど子どもが主役の季節イベントも開催していて、一年を通じて変化する景色、違う生き物と出合えます。子どもたちは何度来ても好奇心いっぱい。泥も虫も嫌がらず、四季折々の自然を肌で感じてくれています」(スタッフの舩曵智加恵さん)

 こうした野外での経験は、生きていく力の礎として最も大切なことの一つ。

「親子で土・水・太陽を体験する生活はぜひ取り入れてほしい」(小川さん)

「幼少期に自然の中で・何?・に触れると、子どものアンテナはぐんと大きくなる。一つの生物に没頭して、図書館で何十冊も借りて調べるような、探求心がしっかり育つのではないでしょうか」(内海さん)
(文/三宮千賀子)

小川大介(おがわ・だいすけ)/中学受験専門のプロ個別指導SS-1代表。子どもが最高の結果を出す独自の指導で支持される受験のプロ。幼児からの親子関係の築き方についての助言に定評がある。『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』など著書多数

内海裕子(うつみ・ひろこ)/子育て総合情報サイト「グローリア」編集長。キッズ英語&幼少期からのグローバル教育専門ポータルサイトを運営。睡眠改善シニアインストラクターとしても多数のメディアで発信するほか、子育てや教育に関する講演や著書も

※『AERA with Baby スペシャル保存版 子育てしながらハッピーに働く』より