「世界の4大廃墟」など、未知の世界の紹介も(※イメージ)
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 ネット動画などの普及から、テレビにとって厳しい時代がやってきた。しかしそんななかでも、新しい息吹は生まれつつある。

 そのひとりが「人生のパイセンTV」(フジテレビ)の総合演出マイアミ・ケータ。まだ20代の若者である。どの番組にも似ていないナレーションとテロップが付けられたチャラいロケVTRが新しい。

 同じく20代の北野貴章が手がけるのが「しくじり先生」(テレビ朝日)。毎回1冊の教科書を実際に作る力の入れようで、ゲストが自らの“しくじり”先生となり講義する。

 かつての人気子ども番組「おーい!はに丸」のはに丸を“ジャーナリスト”として起用した「はに丸ジャーナル」(NHK)。可愛い風貌で取材対象者に「どうしてなまけてるの?」などと毒舌を吐く。「BAZOOKA!!!」(BSスカパー!)の自由さは突出している。問題のジャンルが「殺人鬼」「宗教」「裏社会」などという「地下クイズ王」から「おっぱいコレクション」まで際どい企画を連発。おっぱい審査員にまさかの山田孝之が登場した。

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