それは仕事上では大きな利点になるという。「女性が来た」というだけで注目してもらえる。男性が言えば聞き流されてしまいそうな言葉にも、耳を傾けてもらうことができる。

 松田はずっと希少な存在できた。同期入社の総合職79人のうち、女性の技術職は1人だけ。現在、社内に部長職の女性はゼロで、管理職は松田を含め20人ほどしかいない。

「国際会議でも社内でも希少なことはむしろ得。それで苦労したことはないです」

AERA 2015年4月13日号より抜粋

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