だからこそ宝塚ファンは、いつの時代も増え続けるのだろう。
ところで、宝塚ブロガーのボン乃セリ美さんは、さまざまな決まり事をもとに昨年、「タカラジェンヌ的人生ゲーム」を作成。自身のイベントで披露しディープファンを楽しませた。
「『阪急電車の初詣ポスターに選ばれる』や『卓上カレンダーのメンバーに入る』とか、ディープファンしか知らないイベントを詰め込んでいます。タカラジェンヌ人生への影響度もコマごとにマイナス15点からプラス20点まで点数化しましたが、長年見ていないとわからない点数づけなので大うけでした。毎年やってほしいという要望がきています」
確かに記者にはチンプンカンプンで、ボン乃さんの解説を聞いても「?」。ディープファンだけが楽しめるゲーム。まさに「選ばれし者」を自負するタカラヅカファンの世界だ。(本誌・首藤由之)
※週刊朝日 2020年1月31日号