「伊藤容疑者がゲームをきっかけに、女児に家出を持ちかけて、誘拐したようだ。もう一人の女の子も同じような手口とみられる。初対面だが、オンラインゲームではすでに接点をもっているので、気を許してついていったところ、誘拐されてしまったようだ。しかし、暴行など受けた様子はない。伊藤容疑者は『誘拐などしていない。一緒にいただけ』と否認している。だが、女児は会ってすぐにスマホを取り上げられ、電源を切られたと言っている。計画的な犯行ではないか」(同前)
女児は伊藤容疑者からの呼び出しに応じた理由を「もう一人、女の子がいるので、オンラインゲームや話し相手になってくれないかと言われた」と話しているという。伊藤容疑者と一緒のところを、保護された女の子のことを指しているとみられる。
「もう一人の女の子は15歳の中学生で、今年6月に茨城県の自宅からいなくなり、捜索願が出ていた。それ以降、数カ月ほど伊藤容疑者の家にいたようだ」(同前)
オンラインゲームの闇も解明する必要がありそうだ。(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事