お麩スナック (撮影/写真部・松永卓也)
お麩スナック (撮影/写真部・松永卓也)
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【ワンポイントアドバイス】お麩はこんがり焼き色がつくくらい、丁寧に焼くこと。 (撮影/写真部・松永卓也)
【ワンポイントアドバイス】
お麩はこんがり焼き色がつくくらい、丁寧に焼くこと。 (撮影/写真部・松永卓也)

 料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとやすみ」。今回は「お麩スナック」。

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 乾燥麩というと、皆さんは普段どんな料理に入れることが多いですか? すき焼き、煮物、酢の物、お味噌汁。いろいろありますよね。でも実は、そのままバターで焼いて食べてもおいしいのです! 今回は、乾燥麩を使った「お麩スナック」の楽しみ方をご紹介します。

 必要な材料は、乾燥麩とバターだけ。厚さが1cmくらいで食べやすい大きさのものであれば、お麩の種類は特に限定しません。フライパンにバターを入れて、両面をじっくり焼いてください。

 お麩にきれいな焼き色がついたら、できあがりです。まずは、何ものせないで一枚食べてみてください。バターのしみこんだあつあつの乾燥麩は、“おつまみラスク”に変身していませんか?

 ビールやワインを飲みながら、そのままカリカリ食べてもおいしいですが、青のりや粉チーズ、トマトのみじん切りをのせてもおいしいです。家にあるもので、お好きなものをのせてみてください。明太子やお漬物のみじん切りをのせるのも、おすすめです。くれぐれも食べすぎにはご注意を。

(構成/赤根千鶴子)

■お麩スナック
【材料】(作りやすい分量) お麩10個、バター20g、粉チーズ、青のり、トマトのみじん切り少々

【作り方】(1)フライパンを中火にかけ、バターでお麩の両面を焼く。(2)それぞれに粉チーズや青のり、トマトのみじん切りをのせて、できあがり。

【ワンポイントアドバイス】お麩はこんがり焼き色がつくくらい、丁寧に焼くこと。

週刊朝日  2019年11月8日号