新天地で飛躍を期す宇野昌磨 (c)朝日新聞社
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 平昌五輪フィギュアスケート男子シングル銀メダリストの宇野昌磨(21)が6月3日、自身の公式サイトで、「長年お世話になっていたグランプリ東海を卒業した」ことを公表した。

 浅田真央さんに誘われ、5歳のときにフィギュアスケートを始めた。地元名古屋で山田満知子、樋口美穂子両コーチのもとで実力をつけてきた。そんな名古屋を離れて、どこを練習拠点にするのか。時同じくして、平昌五輪女子シングル金のザギトワを指導するロシアのエテリ・トゥトベリゼ・コーチが、自身のインスタグラムで「ショーマ・ウノが、サマーキャンプに加わる」と英語で書き込み、にわかに「宇野の次のコーチはエテリなのでは」との噂が飛び交っている。

 羽生結弦が師事するブライアン・オーサー・コーチ、世界王者ネーサン・チェンを教えるラファエル・アルトゥニアン・コーチなど、世界の頂点に立つ選手はトップコーチがついている。関係者の間では宇野が上を目指すなら「エテリ・コーチかアレクセイ・ミーシン・コーチの元に行くべきだ」という声も出ている。ともにロシア人だ。フィギュアスケート解説者の佐野稔さんはこう話す。

「アレクセイさんはプルシェンコを始め、五輪メダリストを多く指導した有名コーチ。ですが流れを見てエテリ・コーチが近いかな、という感じがします。これまでも宇野選手はずっと女性の先生の中で育ってきていますし、やりやすいかと」

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