東京五輪チケットの抽選販売申し込み日を発表した北島康介さん (c)朝日新聞社
東京五輪チケットの抽選販売申し込み日を発表した北島康介さん (c)朝日新聞社
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 受け付け初日で、実に130万人が大会組織委員会の特設サイトにアクセス。総数780万枚の東京五輪チケット争奪戦が5月9日から始まった。

 国内販売分の五輪チケットは午前、午後、予選、決勝など、組織委が決めた合計720以上の枠単位で販売され、同じ種目でも値段が異なる。組織委が、人気を予想して値付けしているからだ。

 競技で最も高額なのは8月2日夜の陸上(5800~13万円)で、男子100メートル決勝などがある。次いで、NBA選手が出場する可能性がある8月8日のバスケットボール男子決勝(1万8800~10万8千円)が高価格だ。

 最高価格は30万円で、7月24日に新国立競技場である開会式。申し込み上限が2枚に設定され、高価格で高倍率となる。

 ほかに高倍率が予想されるのは、日本選手のメダルが期待でき、酷暑も避けられる屋内競技だ。

 競泳の決勝(1万1800~10万8千円)、柔道の決勝(1万~5万4千円)のほか、日本が2連覇を目指す7月27日の体操男子団体総合決勝(1万1800~7万2千円)が人気となりそう。錦織圭、大坂なおみに注目が集まるテニスは、シングルスの決勝を含む8月1、2日(1万~5万4千円)も争奪戦間違いなし。

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