「そしてママタレとしての支持に欠かせないのがSNSで発信される『お弁当』です。早朝に起きて頑張って作っているという働くママとしての姿勢が、共感を呼びます。身の丈に合った幸せを求める女性が多い現代で、高級ブランドの服を買ったとか、高級レストランで食事しましたといった“間違えた”アピールでは反感を買います」(藤田教授)

 今や夫婦共働きは当たり前。子育てと仕事を両立する母親たちの背中を押すような存在になれるかが、ママタレ戦国時代を生き抜くための秘訣だ。

 今、ママタレ界は群雄割拠。前田はその荒波に飛び込むのか、注目だ。

(本誌・秦正理)

※週刊朝日オンライン限定記事

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