「週刊朝日」で「てれてれテレビ」を連載するコラムニストのカトリーヌあやこさんは、ドラマ「後妻業」の中での“女の戦い”に注目する。
「木村佳乃VS木村多江、“Wヤバイ木村”対決です(笑)。以前、木村佳乃さんが夫に毒を盛る妻を演じた『僕のヤバイ妻』と同じカンテレ制作なので、かなり振り切った作品になるのではという期待があります。木村多江さんとW木村でのビンタ合戦や、『アンタ何様なの?』『奥様や!』みたいな関西弁での罵り合いもあるそうなので、どこまでえげつなくやってくれるかが楽しみですね」
カトリーヌさんは、テレビ朝日系で放送される「ハケン占い師アタル」(主演:杉咲花)が遊川和彦作品であることで、目が離せないという。
「テレ朝の遊川作品といえば、『はじめまして、愛しています。』という特別養子縁組をテーマにしたドラマがありました。このドラマでは尾野真千子が、まったくストーリーに関係ないのに“痔持ち”という設定で、唐突に痔の痛みに苦しむ場面があったりして、必要なの?その設定と、最後まで謎でした。遊川さんは、今回は脚本だけでなく演出もされるそうですが、かつての朝ドラ『純と愛』で、ヒロイン夏菜にモーレツなダメ出しをした伝説だあります。杉咲花さんは名子役出身なので大丈夫だと思いますが、現場恐ろしそうだな……と、ある意味裏側もドキドキするドラマです」
遠藤憲一さんの活躍にも、カトリーヌさんは期待する。
「岡田結実さん主演の『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)で、主人公の本音を代弁する“妖精のおじさん”役で出演するんです。どんな妖精のおじさんなのか、気になります。遠藤さんはテレ東系でも『さすらい温泉 遠藤憲一』という温泉ドキュメンタリードラマにも同時に出演するんです。妖精と温泉、2つのエンケンに癒される冬になりそうです」
いずれも第1話の放送が楽しみだ。(本誌・太田サトル)
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