萩原聖人です。もう麻雀ガラガラする音しか聞こえない。最近「THEわれめDEポン」でしか見てない。でも、このドラマでは料亭の御曹司で板長だ。
この夫、妻の前で堂々と告白する。
「俺は、彼女の体に溺れた。今も溺れている」
いくら浮気してたって、奥さんの前でこんなこと言えます? でも、「芸能界麻雀最強位決定戦」で、いつも魂を削っている萩原。さすが心臓が強い。
木村が水野の部屋を訪ねれば、夫と彼女のペアルック姿を目撃してしまう。そこで重々しいナレーション。
「だが、これが現実なのだ」ドーン!(効果音)。
中年の男女が身にまとう安っぽいパーカーのペアルック。見ている者の魂を削るダサさなのだ。これが現実かと、思い知らされる。
もう、今後の展開とか考えてるヒマが、全然ない。「奥さんがどんなに汚れた夜を想像したとしても、それ以上に汚れた夜でした」という、水野のセリフがあったけど。
ホントどんなに想像しても、それ以上にボケてくるヤバイドラマなんだから。
※週刊朝日 2018年12月7日号