三浦大知(みうら・だいち)/1987年8月24日生まれ、沖縄県出身。97年、「Folder」のメンバーとしてデビュー。2005年、シングル「Keep It Goin’ On」でソロデビュー。17年、シングル「EXCITE」で初のオリコンランキング1位を獲得。LIVE DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」が発売中、7月11日にアルバム「球体」が発売予定(COVER STAFF:撮影/馬場道浩、スタイリング/村田友哉、ヘア&メイク/加藤康、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
三浦大知(みうら・だいち)/1987年8月24日生まれ、沖縄県出身。97年、「Folder」のメンバーとしてデビュー。2005年、シングル「Keep It Goin’ On」でソロデビュー。17年、シングル「EXCITE」で初のオリコンランキング1位を獲得。LIVE DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」が発売中、7月11日にアルバム「球体」が発売予定(COVER STAFF:撮影/馬場道浩、スタイリング/村田友哉、ヘア&メイク/加藤康、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
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三浦大知(みうら・だいち)/1987年8月24日生まれ、沖縄県出身。97年、「Folder」のメンバーとしてデビュー。2005年、シングル「Keep It Goin’ On」でソロデビュー。17年、シングル「EXCITE」で初のオリコンランキング1位を獲得。LIVE DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」が発売中、7月11日にアルバム「球体」が発売予定(COVER STAFF:撮影/馬場道浩、スタイリング/村田友哉、ヘア&メイク/加藤康、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
三浦大知(みうら・だいち)/1987年8月24日生まれ、沖縄県出身。97年、「Folder」のメンバーとしてデビュー。2005年、シングル「Keep It Goin’ On」でソロデビュー。17年、シングル「EXCITE」で初のオリコンランキング1位を獲得。LIVE DVD/Blu-ray「DAICHI MIURA BEST HIT TOUR in 日本武道館」が発売中、7月11日にアルバム「球体」が発売予定(COVER STAFF:撮影/馬場道浩、スタイリング/村田友哉、ヘア&メイク/加藤康、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)

 高い歌唱力と華麗なダンスパフォーマンス。芸能界広しといえども、これほどのレベルで二つを兼ね備える人はそういない。昨年はシングル「EXCITE」がオリコンランキングで初の1位を獲得、紅白歌合戦に初出場。今年3月にはベストアルバムもランキングで1位を獲得するなど、その実力が広く知られるようになった。三浦大知さんにニューアルバム「球体」発売直前、これまでのこと、今後の挑戦について、聞いてみた。

【写真】三浦大知の別カットはこちら

──7月11日に発売となるアルバム「球体」は、これまでの三浦大知さんの作品とは大きく異なるものになりました。

 まるで違いますよね。アルバムといえば、シングルなどの既存の曲が何曲かあった上でまとめるのが普通ですから。今回はすべて新曲で、シングルカットした曲もなく、すべてがこのアルバムだからこそ成立した表現なんです。一つのストーリーを作り上げていくような感覚でした。ある種文学的な作品になっていると思います。

──こうしたアルバムづくりに挑戦しようと思った理由は?

 今回はすべての楽曲をNao’ymtさんに書いていただきました。Naoさんは「矢的直明(やまとなおあき)」という名前で自身もアーティスト活動をされているのですが、僕はその世界観がすごく好きで。今回はそれを三浦大知として歌いたい、Naoさんと二人で丸々一枚作りたいという思いがありました。アルバム制作はたくさんの作家さんと関わることが多いので、二人だけで作ったという意味でも今までとは大きく違いました。

──制作は、二人のセッションのような感じで?

 2008年ごろから楽曲提供はしていただいていましたし、Naoさんに自分の思いを伝えて、お互いに方向性が見えたところでスタートさせたので、一曲ずつ「これはどうしようか」というのはなかったですね。作り始めるまでの期間というのがあったので、始まってからは細かいことを言う必要はありませんでした。

──楽曲を得て、それを自分のパフォーマンスとして完成させるまでには、どんな過程があるのでしょうか。

 パフォーマンスに関しては、どんなにやっても満足することはないですね。「ああでもない」「こうでもない」とやり続けることがクリエーティブだと思いますし、そこに答えはないんです。今回に関していえば、自分が大好きなNaoさんの世界で一生懸命生きる。そういう感覚で歌ったり踊ったりしています。とにかくその世界のなかで自分ができることを必死に感じて模索し続けます。

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