シドニー、アテネ五輪など4回の夏季五輪に水泳競技チームなどのスポーツドクターとして帯同、水泳大国ニッポンの躍進を支えた整形外科医が“腰痛治療”のあり方に異議を唱えている。痛み止め薬にとどまらず、抗うつ薬や睡眠薬を処方し、根治につながらない治療に終始しているからだ。医療現場の現状を解説してもらおう。

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