放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、無印良品の「いちごジャムサンドクラッカー」「レモンジャムサンドクラッカー」について。
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ロケ弁や局弁のセレクトに悩む番組デスクやAPさんが多いという話は、これまで何度か書かせていただいた。
人気の宅配弁当店は5~6店あって、そのローテーションを基本にしながら、新規店のモノを入れ込み、評判に耳を傾けながら、ローテーションに組み込むかをジャッジしていくのだ。
長いロケの場合は、朝食、昼食、軽食、夕食、夜食まで用意しなければならず、スケジュール管理や現場の連絡作業の合間の弁当注文や管理は大変な仕事である。
それだけではない。飲み物やお菓子を揃えるのもデスクやAPさんだ。
その多くはコンビニ菓子で、「ソフトサラダ」「歌舞伎揚」「ハッピーターン」など、小分けされているモノが定番。それ以外に、チョコ菓子、グミ、飴類が籠に入れられて置いてある。
ちなみに、その籠もデスクやAPさんの私物。花や高級菓子が入っていたモノで楽屋菓子を並べるのに最適なタイプを番組用に保管しているのだ。
そんな楽屋菓子の籠内の定番になりつつあるスイーツがある。今年3月、「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)に所ジョージが出演した際に、「所ジョージ ベストバイ10」で紹介された「無印良品 いちごジャムサンドクラッカー」と「レモンジャムサンドクラッカー」だ。