〈私は安倍(晋三)さんのもとでしか憲法改正は出来ないと思っている。(中略)正面から自衛隊を認めるべきだ。戦争ができる国になってしまうという声があるが、戦争ができる国でなかったらこの国は守れない〉
戦争したっていい、そう軽く口にするオヤジたちは、その発言を、自分を強そうに見せる鎧のように感じているのかもしれない
自分たちは前線にいく可能性はゼロなのに? この国の子どもや女も死んでしまう可能性があるのに?
あたしには幼稚園児のようにオモチャの変身ベルトをつけポーズする、危ないオヤジにしか見えない。
逆に、「戦争をしないためなら、自分はなんだってやる」という発言のほうが格好良いと思うけどな。
けどそれで、「かっけぇー!」といってくれるお仲間もいるみたいで。
お仲間たちには、マジで格好良い鎧が見えているのか? いいや、鎧に隠れた弱さを愛でている?
人として未熟なあたしには、理解不能。よくわからないんだよね。
※週刊朝日 2018年5月25日号