林:「ちょっぴりお酒飲んじゃおうかな」って思ってる?

広瀬:そうですね。「すずの誕生日のときにお祝いしたいよね」って言ってもらっているんです。17、18、19歳のときもお祝いしてもらったので、なんなら20歳のときも甘えようかなと思って(笑)。

林:ホントに仲いいんですね。それにしても野村周平君、カッコよかった。もう見とれてしまいました。

広瀬:本人、絶対喜びます。「世の中は真剣佑だ」とずっと言ってるんで(笑)。

林:うちの娘も「真剣佑、素敵」と言ってますけど、私は「野村君、素敵」と思ってますよ。それから、上白石萌音ちゃんもカワイイですよね。周防正行監督の「舞妓はレディ」を見て以来、いつか「朝ドラ」の主役をやるだろうと思っているんですよ。

広瀬:アハハハ。確かに「朝ドラ」やりそう。

林:でもこの映画、今回「結び」となっているということは、これが完結編なんですよね。

広瀬:そうです。「上の句」の公開日(2016年3月19日)に「結び」をやると決まったみたいです。そして「下の句」の初日(4月29日)の舞台あいさつのとき、「続編決定」がサプライズで知らされたんです。

林:さっき関係者の方に聞いたら、「上の句」と「下の句」合わせて200万人以上の観客動員数だったそうですね。そんなにお客さんがいっぱい入るんだったら、5回も6回も、いくらでもシリーズ化できそうな気がするけど。

広瀬:やってほしいんですよ(笑)。

林:なんで「結び」にしちゃったんだろう。

広瀬:ほどいてほしいです。

林:「ちはやふる─ほどく─」ですか(笑)。

広瀬:「ほどく編」を待ってます(笑)。

(構成/本誌・野村美絵)

週刊朝日 2018年3月23日号より抜粋

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