ファーストコンサートを前に心境を語った丘みどり(撮影/岡田晃奈)
ファーストコンサートを前に心境を語った丘みどり(撮影/岡田晃奈)
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「緑」をイメージカラーとして颯爽と政界に現れるも、失望とともに失速したのが希望の党であれば、演歌界の将来を背負い、アイドル並みのルックスを誇る丘みどりは、さしずめファンの希望の星である。

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 丘のファーストコンサートが、11月4日、東京・有楽町のよみうりホールで開催された。

「やっとファーストコンサートができるんだという喜びでいっぱいですね。ファンの方が何よりも喜んでくださったのが嬉しかったです」

 コンサート開演を前に、コンサートのオープニングで披露する蝶をあしらった豪華な着物姿で心境を語った。

 2005年の歌手デビューから今年で13年目。大阪を拠点に活動していたが、16年の事務所とレコード会社移籍にともないリリースした「霧の川」がヒット、一躍人気歌手の仲間入りを果たした。今年発売の「佐渡の夕笛/雨の木屋町」はオリコン演歌・歌謡曲チャート、有線リクエストチャートの1位を獲得、10月にはファーストアルバムもリリースされたばかり。

 現在の人気を、「1人でいくら頑張ってもかなうことではないので」とファンに感謝する丘だが、この日を迎えるにあたり、前の晩は、「2時間おきにうなされて目がさめました」という。というのも、今回のステージの見どころの一つの着物やドレス、ワンピースなど計10着の早着替えが、リハーサルでも一度も成功していなかったからだという。

「本番でできるのかなと、そこばかり夢に見て(笑)」

 東京での生活については、「実は東京が一番わからないんです」。というのも、地方での仕事が多く、月に4~5日ほどしか東京にいなかったりするとのこと。

「浅草など下町にはキャンペーンで行くことが多いですが、半年ほど前、初めて代官山に行って、なんておしゃれなところなんだとすごく感動したので、おしゃれな場所にもっと行きたいなと思っています」

 丘の晴れ舞台を見るために、全国から多くのファンが駆けつけた。

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