内海:誰も相手にしませんよ、そんなことは。

林:絶対におもしろいドラマになりますよ。ところで「週刊朝日」には60代以上の読者も多いんですが、これから高齢期を迎える方たちにメッセージをお願いできませんか。

内海:60代? 60代なんてまだ青春ですよ。

林:ほんとですか。うれしいです。

内海:自分の若さを利用して金儲けをしたらいい。働けば儲かるんだから。時代を読んで動けば、入るものは入ってくる。

林:そうは言っても、この年になると手に職でもない限りなかなか……。

内海:60や70ならやろうと思えばできるでしょ。やる気がないからよ。年とったらラクしてのんびり生活しようなんて思うからダメ。

林:私も63歳の誕生日を迎えたばかりなので、いいメッセージをいただきました。もっと働きます。

内海:そうよ。働ける場所を自分でつくりゃいいじゃない。(林さんの顔をじっと見て)ほっぺ、すごくきれい。ふつうだったらそんなにきれいな肌ないよ。そういうのもドンドン利用しなくちゃ。

林:ワッ、ありがとうございます。化粧品でも売り出そうかな(笑)。師匠、近々決まってるお仕事はおありなんですか。

内海:浅草の東洋館の舞台に立ちます。出たときに誰かの心に残るものがあればいいですね。

林:素敵です。楽しみにしています。

週刊朝日  2017年5月5-12日号より抜粋