──20周年の先、さらに30年、40年のイメージは?
剛:何も考えてないです。でも考えないことで、辿り着くような気もしてます。
──デビューのとき今の自分たちの姿は想像できた?
剛:何も想像してないです。10代前半から仕事を始めて年間の休みが3日、睡眠時間は平均3時間。当時は学校もありましたから、考える余裕がないです。家族以上に光一と過ごしてましたから、それはちょっと寂しい気がします。30歳を過ぎた頃から、自分の時間を持てるようになりました。
──今後、ご自身の家庭を持ちたいとかは?
剛:一人で考えるものじゃなくて相手がいるものなので。“手をつないでデート”とかやってきてないので、育む時間も持てない。今も「さっぱりわからない」というのが本音です。神様が目の前にスッと現れて「この人と結婚したらどうですか」「ああ、いいっすね」とか、そういうシステムならいいんですけどね(笑)。
※週刊朝日 2016年9月30日号