「今の流れは、なるべくコンプライアンスに触れないようにという考え方。全体を規制してしまう方針となり、『公認』状態とはいえ、若井さんが巻き込まれたのではないでしょうか」

 若井のアムロ芸が、このまま封印されるのはもったいない。失意(?)の若井のために、本誌は本物のアムロ・レイの声優、古谷徹さんから激励メッセージをもらった(※アムロの声の雰囲気でお読みください)。

「若井さんのアムロのものまね芸は、とても面白くて大好きです。今後もぜひ、ものまね芸でたくさんの『機動戦士ガンダム』ファンを楽しませてほしいです。がんばってください!」

 ものまねアムロの雄姿を待ち望むファンもいる。若井は期待に応えられるか。(本誌・松岡かすみ、太田サトル、鳴澤大、亀井洋志、吉崎洋夫/黒田朔)

週刊朝日 2016年7月29日号

[AERA最新号はこちら]