週刊誌の報道で薬物疑惑が浮上した清原氏は、その後、テレビ番組で薬物疑惑を否定したが、逮捕されてしまった。
「潔白という場をつくったのに後の逮捕で大きな痛手。おまけに入れ墨や暴力団関係者との交際疑惑まで浮上。テレビのバラエティーも野球解説も一切無理」
とキー局の幹部は話す。
手記の出版についても暴力団関係者との付き合いなど不透明な部分がある現状では、難しいようだ。
法廷でも、現役引退した2008年ごろから薬物を使用していたと証言した清原氏。クスリへの依存度はかなりのもの。
「清原は精神状態が安定せず、判決前も『ひょっとして刑務所に』『刑務所にだけは行きたくない』とかなり臆病になっていた。何かをできる状況ではありません」(清原氏の知人)
それどころか、運転免許の停止処分を検討されるなど、厳しい現実を突きつけられている。
いばらの道はまだ続いている。
※週刊朝日 2016年6月17日号