りんご飴マンの活動は、ツイッターで日々報告中。地元では、「あの赤いひと」と人気急上昇中だ。出没場所は広範囲で、昨年の御嶽山の噴火の際には、近くの牧場を訪問し激励した。
「何でもいいから人のお役に立ちたいんです」
真面目でおだやかな物腰。よく見るとイケメンだ。
「ぜんぜん全然、こんな顔ですよ!」
突然、「赤い大魔神」のようなにらみをきかせた表情にガォーッと“ヘンシン”した。この変顔の意味は、
「芸がないので、せめてこれくらいしないと」
見た目はほぼ人間の、りんご飴マン。「ゆるキャラ」とも「ゆるくないキャラ」ともひと味違う、自称「生キャラ」だそうである。
(朝山 実)
※週刊朝日 2015年7月24日号