
内館牧子脚本のドラマ「エイジハラスメント」では、旧態依然とした会社で年齢差別に立ち向かうヒロインを演じる。
15歳で俳優デビューした武井咲自身も、若さゆえに「エイジハラスメント」を感じたことがあるという。
「今思うと反抗的だったんですが、仕事をしている中で『子どもだから疲れないよね』とか言われたりすると、いや、子どもでも疲れるし(笑)、みたいなことはありましたね」
まだ21歳。だが、取材中に口にした言葉からは、プロとしての「意志」の強さが滲み出る。
「仕事を真面目にやっていれば、自分の考えも生まれる。それを伝えることで、よりよくなるのであれば、伝えたいですね。やっぱり、仕事が好きなので」
オンとオフは、「完全に切り替える派」だ。昔から海が好き。プライベートでもよく訪れる。最近、小型船舶操縦免許を取ったという。
「ゆくゆくは、大型の免許も取りたいですね」
※週刊朝日 2015年7月3日号