橋本聖子(ソチ五輪日本代表選手団団長)1964年、北海道生まれ。高校生でスピードスケート日本一になり、84年から冬季五輪に連続出場。88年からは自転車競技にも挑戦し、合計7回の五輪出場を果たす。95年、自民党から参院選に出馬して初当選。2010年から、冬季五輪2大会連続で団長に=20日、ソチ五輪壮行会後、葛西紀明選手らとポーズ(中央左) (c)朝日新聞社 (撮影/白井伸洋) @@写禁
橋本聖子
(ソチ五輪日本代表選手団団長)
1964年、北海道生まれ。高校生でスピードスケート日本一になり、84年から冬季五輪に連続出場。88年からは自転車競技にも挑戦し、合計7回の五輪出場を果たす。95年、自民党から参院選に出馬して初当選。2010年から、冬季五輪2大会連続で団長に=20日、ソチ五輪壮行会後、葛西紀明選手らとポーズ(中央左) (c)朝日新聞社 (撮影/白井伸洋) @@写禁
この記事の写真をすべて見る
Amazonで購入 「ソチオリンピック2014総集編 2014年」
Amazonで購入 「ソチオリンピック2014総集編 2014年」

 ファッションデザイナーのドン小西氏が、20日ソチ五輪壮行会に登場した橋本聖子・日本選手団団長のファッションチェックをした。

*  *  *

「強さ、情熱、知性、品位、勇気」がコンセプトって、このソチ五輪日本選手団公式服のどこに、そんな熱いメッセージを感じればいいのよ。あげく女子には、銀行から携帯ショップまで全国の企業制服の定番になったスカーフを巻かせてさ。これにも桜の柄をあしらってるそうだけど、そうやって何かと意味をあと付けした疑惑がぬぐえないよな。だいたい百貨店は商品を売るのが商売。そこにデザインを依頼するっていうのもヘンなんだよ。ましてやメッセージを表現しろっていっても、無理なんだって。

 とはいえこう並ぶと、唯一新鮮なのがミセス五輪こと橋本団長だよ。この人は普段、ジャケットに黒いパンツとパンプスっていう、この公式服と似たようなファッションがお得意。ただし、上着の丈がいつも男物みたいに長いから、黒いパンツと相まって、寸胴に見えがちなんだよね。

 一方、公式服のジャケットの長さだと、いつもよりグンと女性らしく、キレイに見えるもんな。てことは、もしやこれって選手より、団長サービスでデザインされた?…わけはないと信じたいですが。

週刊朝日 2014年2月7日号