紙で作られた耳をつけて、ペットボトルの口に、手袋。
そのヤギと狼の影は絵本に描かれた絵が動いているみたいにそれっぽい!
手作りは手作りでも、素人には真似できないディテール。
小さな空間でたった10人相手の贅沢なパペットシアター。
何だか夢を見たかのようだった。
ちびは、途中かみなりの音を怖がってしがみついてきたものの、舞台から目は離さずに、最後まで集中して楽しんでいた。
本当に素敵な体験であった。
幼少期にこんな創作に触れさせるのは、絶対にその後の成長にプラスになる。
「想像」や「創造」はいつでも自由。大人になってもそれに救われる。
私はそう確信している。
いつか自分でプロデュースしたい親子向けのイベントについて考えを巡らせた日であった。
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